本日は投資をやっているとよく耳にする「アノマリー」についてです。アノマリーは言い出せば切りがありませんが、今回は有名な曜日、日付のアノマリーについて紹介していきたいと思います。
アノマリー何てって思うかもしれませんが、実際アノマリーの特性を利用してトレードし億万長者になったトレーダーもいますので、侮れませんよ。
では、詳しく見ていきましょう。
そもそもアノマリーとは
なんだかよく説明できないけど、毎回似たような現象になってしまうことです。
ゴトウ日のアノマリー
ゴトウ日は、例えば、輸入を行う企業などが、円をドルに両替することが多い日になりますので、下記のような傾向になります。
- ゴトウ日になると金融機関の保有するドルが不足(仲値不足)します。
- 金融機関は、仲値不足を解消するためにドルを買い、日本円を売ります。
- 結果、ドル高、円安になり通貨ペアでいうドル円が上昇します。
ゴトウ日は、特に仲値時間(日本時間9時55分)に向けて円安になりやすいです。
5の倍数の日が祝日や土日だった場合には、ゴトウ日は前倒しになります。
水曜日スワップのアノマリー
逆に言いますと、木曜の早朝6~7時の少し前にポジションを保有し、この時間を過ぎれば通常の3倍のスワップポイントを得ることができるのです。
この3倍のスワップポイント狙いの人が多々いるんですよね。
つまり、水曜日の夜中~木曜日の早朝にかけて下記のような傾向にあります。
- 低金利通貨売り
- 高金利通貨買い
3倍スワップポイント狙いの方は、スワップポイント受け取り後に決済することも多く、受け取り後は価格が反対方向に動く可能性もあるので注意しましょう。
ジブリの法則(ジブリの呪い)のアノマリー
最後にジブリの法則のアノマリーですが、これは日本特有のアノマリーで、毎週金曜日の金曜ロードショーでジブリ作品が放映されると相場が荒れて、翌週の月曜日にも荒れた相場が続いてしまうというアノマリーです。
このアノマリーも投資家の中では有名ですよね。
まとめ
今回、アノマリーのことについていろいろ紹介しましたが、実際私もアノマリーを信じてトレードしましたが全然勝てませんでしたね。
アノマリーはあくまでも、そのような傾向がありますよってことなので絶対ではありません。あまり鵜吞みせず、何となくそのようなことあったな程度で頭の片隅にでも入れておいてください。