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今回の内容は、スプレッドについてです。FXの基礎的な知識になりますので詳しくみていきましょう。
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スプレッドとは?
スプレッドとは、一言で言うとFX取引を行う上での手数料のようなものです。下記の画像はFX4で注文する際に使うパネルですね。
- 左側が売り注文の価格108.916
- 右側が買い注文の価格108.919
じゃがいもFX
この両価格の差、0.003をスプレッドと言います。仮に1万通貨で取引した場合、エントリー注文した時点で30円の手数料が取られます。
スプレッドは手数料みたいなものなので、小さい方が有利です。
1万通貨で30円ほどですが、仮に1日10回トレードすれば300円、1ヶ月(20日)で6000円、年間で72000円になります。こう見ると結構高いですよね。
じゃがいもFX
スプレッドについては理解できましたね。
サラリーマン太郎
では、FXトレードをするうえで、なるべくスプレッドの小さい証券会社を選ぶ必要がありますね。
じゃがいもFX
そうですね。スプレッドは小さいに越したことはありません。ただし下記の事項の条件が整っていることが条件です。
スプレッドの低い証券会社の選び方
- 原則固定のスプレッド提供である
- 約定率が高い
❶の原則固定のスプレッド提供とは、各証券会社が取り扱っている通貨ペアごとに定められているスプレッドを固定していることです。
先程の例で言いますと0.003(1万通貨で取引した場合30円)が固定されていることになります。
❷の約定率とは、簡単に言いますと買いたい(売りたい)価格で注文できるかという意味です。せっかくスプレッドの小さい証券会社を選んでも約定率が低く、注文したい価格で取引できなければ意味ないですからね。
じゃがいもFX
ここで、さらに注意点ですが、原則固定スプレッドを、原則とつけているのには意味があります。例外的に、下記の時間帯はスプレッドが変動しやすいので注意が必要になります。
- 日本時間の早朝
- 重要な経済指標発表時、要人発言時
サラリーマン太郎
なぜ、上記の時間帯はスプレッドが変動してしまうのか?
ポイントは、取引量の流動性にあります。つまりFX市場では、
- 取引量が多く流動性が高い通貨ほど価格が安定しスプレッドは狭い
- 取引量が少ない流動性の低い通貨は価格が不安定になりやすくスプレッドは広がりやすい
上記の時間帯では、
- 日本時間の早朝はトレードしている人が少なく流動性が低い
- 重要な経済指標発表時、要人発言時はトレードしている人が多くても、激しい価格変動を警戒して取引を手控え、様子見姿勢を取るトレーダーが増えて流動性が低下
じゃがいもFX
スプレッド一つとっても奥が深いですね。また、皆さんのトレードスタイルによってもスプレッドの幅は重要になって来るかと思います。
- スキャルピング、デイトレードなどの短期トレーダーの方は、取引回数が多いためスプレッドの低い証券会社選びをする。
- スイングトレードトレードなど長期トレーダーの方は、取引回数が少ないためスプレッド以外の面を考慮して証券会社を選ぶのも良いでしょう。
サラリーマン太郎
なるほど、自分のトレードスタイルによって証券会社を選ぶのも良いかもしれませんね。
【スプレッド】各証券会社のドル円スプレッドを比較してみよう。スプレッドはFX取引のおける手数料みたいなものです。手数料は少ないに越したことありませんね。
例えば、スプレッドが0.003だった...