近年、政府はマイナンバーカードを保有してもらうために、マイナンバーカードを新規に取得した方に最大5000円相当のポイント付与したり、健康保険証としての利用登録を行った方に7500円相当のポイント付与したり、公金受取口座の登録を行った方に7500円相当のポイント付与したりとマイナンバーカードの普及に積極的です。
今回は、マイナンバーカードをイマイチわからない方のために、マイナンバーカードとは何か?メリットや問題点などを解説していきます。
そもそもマイナンバーカードとは?
マイナンバーカードの今現在の使い道は?
- 公的な身分証明書として使用することが可能
- オンラインでも様々なサービスを受けることが可能
マイナンバーカードには、個人番号の他に顔写真や住所、生年月日、性別等が記載されているため、公的な身分証明書として使用することができるのです。そのため、マイナンバーカードを持っていれば、新規で口座を開設する際やパスワードを新規発給する際などでも利用できます。
また、オンラインでも様々なサービスを受けることができます。具体的には「マイナポータル」というサイトを活用すること下記のようなことができます。
- 子育てや介護、税、雇用、年金をはじめとする行政手続きの検索や申請がワンストップでできる。
- 自治体や国が保有している健康・医療等のご自身の情報も確認することができる。
- 行政への申請手続きやその審査が行政機関でどのようにやり取りされたかの履歴も確認することができる。
結局マイナンバー導入前とは何が変わったの?
次に、ここからは今後の活用方法や未来像について解説していきます。
マイナンバーカードの今後の活用方法
- ネット銀行やショッピングサイトなどにおけるオンライン取引
- 病院窓口での支払い
- 生命保険会社における顧客の生存確認
- 映画やコンサート等のチケットレスサービス
- マイナンバーカードの社員証利用
次に、マイナンバーカードの問題、懸念事項についてみていきましょう。
マイナンバーカードの懸念点とは?
- 紛失したり漏洩したりしない
- むやみに第三者に教えない
- 他人のマイナンバーでも正当性のない収集はしない
当たり前のことですが、そのようにして防ぐしかありませんね。
ただし、マイナンバーカード(ICチップ)には地方税関係情報や年金給付関係情報等のプライバシー性の高い特定個人情報は記録されていません。また、アクセス権の制御としてICチップ内の各アプリケーション間はそれぞれ独立しています。
いかがだったでしょうか?マイナンバーカードは様々なメリットがある一方、交付されると生涯ずっと使用する大切な番号で、個人にとって非常に重要な情報です。
これからも制度がどのように運用されていくか、注視する必要があるでしょう。