今回は、FXトレードをするうえで大事なことの一つ「節目」について理解していきましょう。
これを知っているか、知らないかで大きくトレードに影響します。ですので、節目を学習して損はありません。ではさっそくいきましょう。
節目とは?
みなさん普段トレードをしていて下記のような経験はないですか?
- いつもココの価格帯で何度も反発、反転しているなー。
- また、同じようなチャートの形状になったよ。
って思うことないですか?そのような価格帯を深掘りしてみると、多くのトレーダーや投資家が意識している価格帯だったりします。
では、さっそく最低限、把握しておきたい節目を紹介していきましょう。
高値・安値
月足>週足>日足>4時間足>1時間>30分足>5分足
という感じです。
ダブルトップやダブルボトムは、前回の高値、安値が意識されたことによって形成されます。つまり直近の高値、安値を売買いの目標ライン、タイミングとして設定している人が多いのです。
- ダブルトップとは、同じ価格で2回山の形になったチャート形状
- ダブルボトムとは、同じ価格で2回谷の形になったチャート形状
キリ番
みなさんも、指値注文や逆指値注文など切りの良い数字で設定したりしますよね?
例えば、105.391円や107.894円、110.699円などの中途半端な数字よりも、105.400円や107.900円、110.700円などキリの良い数字にしますよね。
フィボナッチ・リトレースメント
フィボナッチ・リトレースメントとは、自然界において重要な役割を果たしているフィボナッチ数列を元に作られたテクニカル指標のことで、フィボナッチ比率に基づいて支持帯と抵抗帯という、反発・継続されるラインを表します。
このフィボナッチ・リトレースメントで元になっているフィボナッチ数列は、元々生物が無意識に意識されている数値だといわれており、花弁の数や雪の結晶の比率、木々の葉っぱの縦横の比率など、自然界にはこのフィボナッチ数列がいくつも存在しているそうです。
まとめ
今回「節目」について学習していましたが、もちろん、節目を把握したからと言って為替相場で簡単に勝てるようになるかと言えば、そう甘い世界ではございません。
あくまでも、そのような傾向にあるってことです。逆にこの傾向を利用したヘッジファンドなどがダマシの仕掛け、まんまと騙されてしまう可能性もあります。
ただ、今回学習した節目付近は、トレード活発になり相場が大きくことが多いので注意は必要です。