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米国の消費者物価指数(CPI)の伸びが、2カ月連続で予想を上回りましたね。
これにより、市場では米連邦準備理事会(FRB)が6月より早い時点で利下げを開始する可能性は事実上閉ざされたとの見方が大勢になりました。
一部では利下げ開始は6月以降になるとの見方も出ている。
れもんFX研究生
ここで疑問ですね??なぜ消費者物価指数(CPI)の結果が好調だと利下げをしないのでしょうか?
じゃがいもFX
では、下記でご説明していきましょう。
【米利下げ開始 早くて6月との見方】https://t.co/3U5K6M1qEz
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 12, 2024
消費者物価指数が良いときに、中央銀行が利下げを行わない理由
じゃがいもFX
消費者物価指数が良いときに、中央銀行が利下げを行わない理由はいくつかあります。それらは以下の通りです。
- インフレ抑制のため
- 経済成長のバランス維持のため
- 金利の適正な水準を保つため
れもんFX研究生
具体的に説明お願いします。
理由1:インフレ抑制のために
じゃがいもFX
まず、インフレ抑制のために利下げを行わないことが挙げられます。
れもんFX研究生
インフレってことは、景気がイケイケで物価がドンドン上がっている状況ね。
じゃがいもFX
そうね。つまり、消費者物価指数が良い状況は、物価が上昇傾向にあることを意味します。物価が上昇しすぎると、インフレが起こりやすくなるよ。
れもんFX研究生
なるほど、インフレの状況で利下げをしたら、さらに物価上昇に拍車がかかるもんね。
じゃがいもFX
その通り。インフレを抑制する目的で中央銀行は利下げを控えているのです。
れもんFX研究生
中央銀行は、利上げを通じて、物価の安定を図っているのね。
理由2:経済成長のバランスを維持するために
次に、経済成長のバランスを維持するために利下げをしない理由について説明します。
じゃがいもFX
消費者物価指数が良い時は、経済が活況であることが多く、投資や消費が活発化していますね。
れもんFX研究生
これも、さっきと同じ理由ね。経済がイケイケ、ドンドンの時に利下げを行うと、さらに拍車がかかるもんね。
じゃがいもFX
わかってきましたね。そうした状況において、無闇に利下げを行うことは、経済のバランスを崩す可能性があります。
れもんFX研究生
経済の過熱を防ぐためにも、適切な手段として利下げを控えることが選択されることがあるのね。
理由3:金利の適正な水準を保つため
最後に、金利の適正な水準を保つためにも、利下げが行われないことがあります。
じゃがいもFX
金利は経済活動に大きな影響を与えるため、適切な水準に保つことが重要です。
れもんFX研究生
生活をするにも、ビジネスにおいても金利は大切だものね。適切な水準に保つことは大切ね。
じゃがいもFX
消費者物価指数が良いということは、経済の健全性が保たれていると考えられるため、金利を適正な水準に維持することが求められます。
れもんFX研究生
利上げや利下げが過度に行われることで、金利が適正な水準からずれるリスクを避けるべく、中央銀行は利下げを行わないのね。勉強になったわ。
まとめ
以上の理由から、消費者物価指数が良い状況で利下げを行わない背景には、インフレ抑制や経済成長のバランス維持、金利の適正な水準を保つという観点があることがわかります。
中央銀行は、経済の安定や成長を促す役割があるため、消費者物価指数が良いときにも、適切な政策手段を用いてこれらの目的を達成しようと努力しているのです。