スポンサーリンク
昨今、米FRB議長の人事が近々発言される模様です。候補者は二人に絞られており、現議長のパウエルが再任されるのか、もしくはブレイナード理事が昇格するのか注目が集まっています。
今回は、米FRBについて詳しく解説していきたいと思います。
また、その影響により我々FXトレーダーに関連する為替市場はどうなってしまうのか、学習していきたいと思います。
そもそも米FRB議長とは?
とまとFX研究生
そもそもの話ですが、米FRB議長について詳しく教えてください。
サラリーマン太郎
わかりました。米FRB議長ってことですから、このFRBを理解しなければいけないですね。FRBとは簡単に言うと「米国の中央銀行」にあたります。
FRBとは、米連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)のことで略してFRBと呼ばれています。
とまとFX研究生
日本でいう「日本銀行」ってことね。
サラリーマン太郎
つまりFRBのトップが米FRB議長となります。FRBは議長1人、副議長1人を含むい理事7人で構成されています。
とまとFX研究生
FRBでは具体的どのような仕事をしているのですか?
米FRBの具体的な仕事、役割は?
サラリーマン太郎
基本的な仕事、役割としましては日本銀行と同じです。具体的に言いますと金融政策の実施を通じて下記のことを目標としています。
- 雇用の最大化
- 物価の安定化
- 適切な長期金利水準の維持
とまとFX研究生
なるほど、つまり米FRBが米国の経済を活性化するために頑張っているのね。
サラリーマン太郎
よくFXトレードをやっているとFOMCって言葉を聞くことありませんかね?これはFRBの会合のことを「FOMC」といい、通常は年8回開催され、金融政策を決定しています。
とまとFX研究生
日本でいう日本銀行の金融政策決定会合ってやつですね。
では、次の章で米FRBやFOMCの重要性についてみていきましょう
米FRBやFOMCの決定事項は、どれくらい重要なの?
サラリーマン太郎
米FRBやFOMCの決定事項は、言うまでもなく超重要事項であり、世界中で注目されます。
とまとFX研究生
そりゃ世界一の経済大国ですし、米国は基軸通貨でもありますからね。
サラリーマン太郎
その通りです。世界経済の中心である米国の金融政策を決めるFRBやその会合であるFOMCは、世界中が注目していますし、大きな力をもっています。
とまとFX研究生
では本題の今回米FRB議長候補どちらが選ばれるかで、為替市場はどのように動くのでしょうか?
米FRB議長の就任で与える為替市場への影響は?
サラリーマン太郎
米FRB議長候補者、パウエル議長とブレイナード理事の二人が、就任する場合の為替市場への影響をみていきましょう。
パウエル議長は再任する場合
再任とのこともあり、今まで通りの体制が続くため、特に為替市場への値動きが激しくなることはないと考えられます。
警戒しなければならないのがブレイナード理事が昇格する場合です。
ブレイナード理事が昇格する場合
少なくとも市場の初期反応は、金利低下や米ドル安となる可能性が高いとされています。
サラリーマン太郎
なぜなら、ブレイナード理事は、金融政策に関して、パウエル議長よりもハト派寄りとみられているため政策金利の引き上げに慎重だからです。
- ハト派とは、政策金利の引き上げに、慎重な姿勢である人。
- タカ派とは、政策金利の引き上げに、積極的な人。
サラリーマン太郎
つまり、金利の引き上げに慎重な姿勢が、米ドル安につながります。基本通貨は、金利の高い通貨が買われ、金利の低い通貨が売られる傾向にあるためですね。
とまとFX研究生
なるほど、普段ドル円中心にFXトレードしていますので、米FRB議長が誰になるか注目してみないとですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?今回米FRB議長について学習してきましたが、私もそうなのですが、FXトレードはテクニカル分析中心にトレードしています。
でも、今回のようなファンダメンタル分析面も学習していくと、より世界経済のこともわかりFXトレードもさらに楽しくなると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。