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投資をするにあたりメンタル面は、かなり重要なポイントとなります。そこで今回はアンカリング効果と呼ばれるメンタルに影響する効果について学んでいきましょう。
とまとFX研究生
じゃがいもFXさん。今日もよろしくお願いします。
じゃがいもFX
本日もメンタル面の学習をしていきましょう。では、早速ですがアンカリング効果とは、はじめに提示された数字や情報がアンカー（基準）となって、その後の判断が無意識に左右されてしまう心理効果のことです。
とまとFX研究生
アンカ？リング？あまりピンとこないですね。
じゃがいもFX
では、具体例を出しましょう。
例えば通常価格100,000円のところ、特別価格で30,000円と言われたらどうですか？
例えば通常価格100,000円のところ、特別価格で30,000円と言われたらどうですか？
とまとFX研究生
半額以下ですもんね。安いと思いますね。
じゃがいもFX
これが、アンカリング効果です。この名前の由来は、アンカーを海底におろした船はその届く範囲でしか動けないことから、アンカリング効果と呼ばれています。
とまとFX研究生
うむ。うむ。
じゃがいもFX
つまり、通常価格100,000円がアンカーとなり、その範囲ないを超えた値下げとなったため、めっちゃ安いと感じたのです。
とまとFX研究生
なるほど、よくお店とかで閉店何％オフセールとかありますものね。
じゃがいもFX
まぁ、今はネット社会で情報を得られる比較サイトなどがあるため、事前に商品の相場価格を知っているためアンカリング効果は働かない場合もあるけどね。
とまとFX研究生
アンカリング効果のこと、わかってきました。ではFX相場の場面ではどうなの？
じゃがいもFX
では、FX相場の世界に置き換えてみましょう。
例えばドル円相場で、ここ数日間１１０円付近の価格帯でレンジ状態になっていたとしましょう。そして急に１０５円まで下落したとします。どうです？買いたくなるでしょう？
例えばドル円相場で、ここ数日間１１０円付近の価格帯でレンジ状態になっていたとしましょう。そして急に１０５円まで下落したとします。どうです？買いたくなるでしょう？
とまとFX研究生
５円も下落したら安いと思って買ってしまうかもしれませんね。
じゃがいもFX
これも先ほどの話と一緒で１１０円がアンカーとなり、予想外の１０５円まで下落したため安いと思ってしまうのです。もちろん、１０５円から再び１１０円まで価格が戻る可能性もありますが、１００円まで下落する可能性もあります。大抵の人はこの時に大金を溶かしてしまい為替の世界から去っていきます。
とまとFX研究生
恐ろしいですね。ではアンカリング効果に対してどう向き合っていけばいいのですか？
じゃがいもFX
まず相場の世界で相場感は捨ててください。過去の価格は未来とは関係ありません。極端な話１０年後２０年後のドル円が２００円になっている場合もあるかもしれませんしね。つまり、値ごろ感で取引してはいけません。
とまとFX研究生
では、FXをする際に相場の予想・分析はしないほうがいいの？
じゃがいもFX
相場を分析・研究することは大切なことです。しかし、１００％勝てる人はいません。相場の世界で絶対はないので、自分の分析判断した方向と真逆に行った場合は、素直に負けを認めることも必要です。
とまとFX研究生
なるほど。プロトレーダーでも予想は外れますもんね。値ごろ感で取引しないように日々勉強し、相場を分析・研究したいと思います。
じゃがいもFX
また、損切りラインを設定したりして資金管理を徹底しましょう。トレード手法にもよりますが、勝率６割、７割がいいところです。１０回トレードして３、４回は負けるというイメージでいると、結構メンタル的にトレードが楽になりますよ。
とまとFX研究生
じゃがいもFXさん。ありがとうございました。
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