FXの基礎知識

【新興国通貨】トルコリラ|高金利通貨でスワップポイントをがっちり

みなさんFXトレードはうまくいっていますか?なかなか今の相場で短期売買は難しいと考えている人も多いのではないでしょうか?

そこで短期売買でうまくいかない人、これを機会に長期売買つまり高金利通貨を、購入して多くのスワップポイントを受け取るのも一つの方法かと思います。

今回は高スワップ通貨の代名詞でもある「トルコリラ」について見ていきましょう。

トルコリラとは?

じゃがいもFX
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トルコリラ(TRY)は、その名の通りトルコの通貨です。

トルコは高金利通貨として知られており、とくに低金利通貨である日本円との組み合わせの「トルコリラ/円」は多くのスワップポイントをもらえるので保有しているトレーダーは多いです。

 

トルコリラ/円の最近の為替チャート動向

じゃがいもFX
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チャートを見ていただけるとわかる通りずっと下落しています。

  1. 2008年には、1トルコリラ=90円を超えていました
  2. エルドアン大統領が誕生した2014年には50年台
  3. トルコショック前は25円台
  4. 現在のトルコリラ=6〜8円前後を推移

れもんFX研究生
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これではいくらスワップポイントが多くもらえるといっても為替差損で大損ですね。

じゃがいもFX
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でも、トルコという国が崩壊しない限り0円になることはないので、底値が見えてきた今は絶好の買いのチャンスかもしれませんね。

 

トルコリラの今後の見通し

じゃがいもFX
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トルコリラは、今後も下落または横ばいが続くと考えられます。当たり前ですが0円になることはトルコが崩壊しない限りないです。逆にチャンスという見方もありますね。

れもんFX研究生
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確かに、仮に0円付近まで下落しても落差は8円ですしね。何年か前でしたら落差90円ですよ!!その落差を考えたら今がチャンスですね。

トルコリラが高金利通貨の理由

れもんFX研究生
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一つ質問ですが、そもそもなぜトルコリラは高金利通貨なのですか?

じゃがいもFX
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エルドアン大統領は独裁的な政治を行っており、国際的な信用を得難いです。そのため金利を高くして、海外からの投資マネー流入を拡大させるためです。

トルコの政策金利の推移

2022年 14.0%
2021年 17.0%
2020年 11.25%
2019年 24.0%
2018年 8.0%
2017年 8.0%
2016年 7.5%
2015年 7.75%

 

トルコリラの相場が変動する主な要因

じゃがいもFX
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トルコリラの相場が変動する主な要因は、次のとおりです。

  1. 政策金利
  2. 大統領の発言
  3. 地政学リスク

❶政策金利

  • 政策金利が上がる→通貨
  • 政策金利が下がる→通貨

金利が高いと海外からの投資マネーが集まりやすくなるためですね。

❷大統領の発言

エルドアン大統領の予測不能な発言で、トルコリラが急変するリスクがあります。

例えば過去に、大統領が中銀副総裁らを解任し、通貨安や低金利を容認したことが原因でトルコリラ安が加速したこともありました。

❸地政学リスク

トルコの周辺には、イランやイラク、シリアなどの国があるため、地政学リスクのある通貨です。

周辺国の内戦や紛争、テロなどの問題でトルコリラの価格も影響を受けます。

まとめ

トルコリラは金利が高くボラティリティが大きいため、高いスワップポイントや多くの為替差益が狙えます。十分な証拠金維持率を保ち、ストップ注文などを活用してリスク管理を徹底して取引することが大切です。

 

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