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【経済指標】消費者物価指数(CPI)は|わかりやすく解説します。

FX取引を行うにあたり、世界最大の経済大国であるアメリカの経済状況を把握しておくことは非常に重要になります。

そこで今回は、景気を判断する重要な経済指標のひとつでもある「消費者物価指数(CPI)」についてわかりやすく解説していきたいと思います。

とまとFX研究生
とまとFX研究生
じゃがいもFXさん。本日もよろしくお願いします。

じゃがいもFX
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よろしくお願いします。では、本日は「消費者物価指数(CPI)」について解説していきたいと思います。

消費者物価指数(CPI)の概要

じゃがいもFX
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消費者物価指数(CPI)とは、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。以下概要になります。
発表機関 米労働省労働統計局(BLS)
調査対象 前月分の都市地域の一般消費者世帯が購入する「商品」と「サービス」の総合的な価格の動きを指数化
発表時期 翌月13日頃
発表時間 <夏時間> 日本時間 21:30 <冬時間> 日本時間 22:30

とまとFX研究生
とまとFX研究生
消費者物価指数は、その名の通り「商品」と「サービス」の価格の変動率のことなのね。
じゃがいもFX
じゃがいもFX
そうですね。具体的な見方としましては、例えば、消費者物価指数(前月比)が0.3%だったときは、物価が前月よりも0.3%上がったことになります。
とまとFX研究生
とまとFX研究生
消費者物価指数(CPI)で、「コア指数」と呼ばれているものもあるけど違いは何ですか?
じゃがいもFX
じゃがいもFX
コア指数は、物品の中でも食料品とエネルギーを除いた物価指数になります。
とまとFX研究生
とまとFX研究生
何でコア指数は、食料品とエネルギーを除いているの?
じゃがいもFX
じゃがいもFX
食料品とエネルギーは、気候や為替の影響で物価変動率が激しいため除いているよ。
とまとFX研究生
とまとFX研究生
なるほど。コア指数はそれらを除いた安定的な物価指数なのね。
じゃがいもFX
じゃがいもFX
そうです。つまり総合指数よりもインフレ・デフレ基調を判断しやすいと言われています。

消費者物価指数(CPI)が注目されている理由

とまとFX研究生
とまとFX研究生
何で、さまざま経済指標がある中、消費者物価指数が重要視されているの?
じゃがいもFX
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理由は下記の2つになります。
  1. 消費者物価指数は、米国のインフレ率を分析するための最重要指標であるため、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策に大きな影響を与える。
  2. 対象月の翌月末もしくは翌々月初めとなるPCEデフレータに比べて2週間程度早く、変化の傾向が似ているため、市場の注目度は物価関連指標の中で最も高い。

 

消費者物価指数(CPI)と個人消費支出(PCE)の違い

とまとFX研究生
とまとFX研究生
消費者物価指数(CPI)と似たような経済指標で、「個人消費支出(PCE)」がありますが2つの違いは何ですか?

個人消費支出(PCEデフレーター)の詳しい解説は、こちらをご覧ください。

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じゃがいもFX
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では、2つの違いについて下記でまとめましょう。
  1. 個人消費支出(PCE)の方が、消費者物価指数(CPI)に比べて調査対象となる範囲が広いため、実際の物価動向を反映している。
  2. 消費者物価指数(CPI)消費者調査によるデータを基にしているのに対して、個人消費支出(PCE)企業調査によるデータを基に算出される。
  3. 短期間に生じた消費行動の変化について、消費者物価指数(CPI)では調整が行われないが、個人消費支出(PCE)代替品などによる行動変化を調整する。
  4. 雇用者や政府などが消費者のために支出した金額の変化について、消費者物価指数(CPI)は対象としないが、個人消費支出(PCE)対象に含んでいる。
  5. 対象の広さ、算出式の違いなどから、個人消費支出(PCE)の方が、発表が遅くなる。
とまとFX研究生
とまとFX研究生
同じ消費の経済指標でも、いろいろ違いがあるのね。

米ドルへの影響は

とまとFX研究生
とまとFX研究生
私の普段取引しているドル円はどうなるのかしら?
じゃがいもFX
じゃがいもFX
短期的には、他の経済指標の発表と同じと考えていいでしょう。
  • 米国の消費者物価指数が予想よりも高い→ドル買い
  • 米国の消費者物価指数が予想よりも低い→ドル売り
とまとFX研究生
とまとFX研究生
私は、デイトレーダーなので短期的の方が大事ですが、長期的にはどうなんでしょうか?
じゃがいもFX
じゃがいもFX
例えばインフレ率上昇次第で、FRBが政策金利で引上げした場合には、市場金利が上がるため、高い金利の通貨を買いたい投資家たちのドル買いになりますね。
  • インフレ率上昇→FRBが政策金利で引上げ→市場金利が上がる→ドル買い
  • インフレ率低下→FRBが政策金利で引下げ→市場金利が下がる→ドル売り
とまとFX研究生
とまとFX研究生
基本、重要な経済指標ですので消費者物価指数の発表時はトレードを控える必要もありそうですね。
じゃがいもFX
じゃがいもFX
そうですね。結果次第では激しい値動きになることもありますのでポジションを持たない方がいいですね。
とまとFX研究生
とまとFX研究生
じゃがいもFXさん。本日もありがとうございました。

 

 

 

 

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