FXの基礎知識

ファンダメンタル分析は本当に必要か?

量的質的緩和

FXトレードをするにあたりトレード精度を上げるために、皆さん分析をしているかと思います。

その分析をする際に、大きく分けると「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」があるかと思いますが、みなさんはどのように分析をしていますか?

  1. テクニカル分析ファンダメンタル分析
  2. テクニカル分析のみ
  3. ファンダメンタル分析のみ
  4. どちらもしない

上記の4つのパターンになりますが、みなさんはどれくらいそれぞれの分析をしていますかね?

おそらく、テクニカル分析をしている方は多いかと思います。でもファンダメンタル分析をガッツリするか、しないかは分かれると思います。

そこで今回はファンダメンタル分析の必要性について検討していきましょう。

FXトレードで使う分析方法|テクニカル分析|ファンダメンタル分析FXトレードをするにあたり、為替相場の値動きを分析する必要があります。でも、初めてFXをする方は、どのような分析方法があって、何をどうす...

そもそもファンダメンタル分析とは?

ファンダメンタル分析とは、経済状況や金融政策、政治などを分析して相場を予測する方法のことです。

注目する内容は多々あります。

経済指標、要人発言、金融政策、地政学リスク、国債の格付け、政治の動向、大統領選挙、IMM先物ポジションの動向、戦争、テロ、事件事故、インフレターゲット など

ファンダメンタル分析の方法

ファンダメンタル分析の方法ですが、長期トレードや短期トレードによってやり方は変わると思いますが、一般的な方法で解説します。

例えば、ドル円をトレードしていたとして経済指標に注目するとします。ドル円ですので基本的にはアメリカの経済指標と日本の経済指標の内容が中心になります。

アメリカの注目経済指標と言えば、米国雇用統計発表ですので、この経済指標の良し悪しを予想して下記のようにエントリーします。

  • 米雇用統計の数値が良いと予想→ドル円上昇買いでエントリー
  • 米雇用統計の数値が悪いと予想→ドル円下落売りでエントリー

単純ですが、基本的な手法はこのようになります。

では、本題に入りますが、結局ファンダメンタル分析は必要か必要でないか考えていきます。

FXするにあたりファンダメンタル分析は必要か?必要でないか?

私個人的な考えになりますが、ファンダメンタル分析は必要ないかと思います。

もちろん、まったく必要ないという意味ではなく、投資をするうえで最低限の知識は必要になるかと思います。

ファンダメンタル分析をたくさん分析したからと言って、FX投資の精度をあげることが、とても難易度が高く、コストパフォーマンスが悪いからです。

もちろん、時間がたっぷり余っている人はファンダメンタル分析もした方がいいと思いますし、ファンダメンタル分析だけで勝っている人もいます。

でも私みたいなサラリーマントレーダーには時間がもったいないので、その時間と労力をテクニカル分析に注力した方が勝てる可能性は高いと思います。

まとめ

さきほど、ファンダメンタル分析は難易度が高くコストパフォーマンスが悪いため、分析する必要はないと言いましたが、まったく気にしないのは良くないです。

例えば、新型コロナウイルスの影響で世界的に経済が冷え込んでいるが、アメリカだけ感染者数が減りコロナウイルスが収束していた場合には、ドルは買われる状況になるかもしれません。

その場合は、いくらテクニカル分析でドル円の売りサインが出ていてもファンダメンタル分析的には、エントリーするのは危険です。

ですので、細かい経済指標まで把握することまでは大変ですが、世界的な大きな経済状況などは最低限把握しておきましょう。

 

 

 

 

クリックしていただけるとブログ更新の励みになります