FXの基礎知識

節目を把握しよう!|多くのトレーダーが意識している価格帯

キリ番

今回は、FXトレードをするうえで大事なことの一つ「節目」について理解していきましょう。

これを知っているか、知らないかで大きくトレードに影響します。ですので、節目を学習して損はありません。ではさっそくいきましょう。

節目とは?

れもんFX研究生
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そもそも節目とは何ですか?
じゃがいもFX
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節目とは、様々なものがありますが、簡単に言うと、多くのトレーダーや投資家が意識する価格帯のことです。

みなさん普段トレードをしていて下記のような経験はないですか?

  • いつもココの価格帯で何度も反発、反転しているなー。
  • また、同じようなチャートの形状になったよ。

って思うことないですか?そのような価格帯を深掘りしてみると、多くのトレーダーや投資家が意識している価格帯だったりします。

では、さっそく最低限、把握しておきたい節目を紹介していきましょう。

高値・安値

じゃがいもFX
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高値と安値は、基本中の基本ですね。言うまでもないですが、高値はチャートの山の頂上部分、安値は山の谷の部分です。
れもんFX研究生
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でも、一言に高値、安値って言うけど、どのチャート足の高値、安値を把握すればよいでしょうか?
じゃがいもFX
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みなさんの普段見ているチャート(週足、日足、1時間足、5分足などなど)によって、意識する高値、安値は異なるかもしれませんが、上位足になるほど重要度は増します。

月足>週足>日足>4時間足>1時間>30分足>5分足

という感じです。

じゃがいもFX
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ですので、普段1時間足、5分足などでトレードしている人は下位チャートの高値、安値だけを把握するのではなく、日頃から上位足、最低でも日足の高値、安値は、多くのトレーダーが注目している価格帯ですので確認するようにしましょう。

ダブルトップやダブルボトムは、前回の高値、安値が意識されたことによって形成されます。つまり直近の高値、安値を売買いの目標ライン、タイミングとして設定している人が多いのです。

  • ダブルトップとは、同じ価格で2回山の形になったチャート形状
  • ダブルボトムとは、同じ価格で2回谷の形になったチャート形状

キリ番

じゃがいもFX
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キリのいい番号「キリ番」ですね。ラウンドナンバーとも言われていますが、例えば、ドル円でいうと100円などちょうど良い数字の価格です。

みなさんも、指値注文や逆指値注文など切りの良い数字で設定したりしますよね?

例えば、105.391円や107.894円、110.699円などの中途半端な数字よりも、105.400円や107.900円、110.700円などキリの良い数字にしますよね。

れもんFX研究生
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人間というものは、そうゆーもんでもんね。きれいな数字が好きなんです。

フィボナッチ・リトレースメント

じゃがいもFX
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フィボナッチ・トレースメント、これもまた有名ですよね。

フィボナッチ・リトレースメントとは、自然界において重要な役割を果たしているフィボナッチ数列を元に作られたテクニカル指標のことで、フィボナッチ比率に基づいて支持帯と抵抗帯という、反発・継続されるラインを表します。

このフィボナッチ・リトレースメントで元になっているフィボナッチ数列は、元々生物が無意識に意識されている数値だといわれており、花弁の数や雪の結晶の比率、木々の葉っぱの縦横の比率など、自然界にはこのフィボナッチ数列がいくつも存在しているそうです。

れもんFX研究生
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だからって、為替相場にもフィボナッチ数列が表れるの?
じゃがいもFX
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って思うかもしれませんが結構表れます。チャート上の価格の動きには投資家の集団心理が作用されているため、フィボナッチ数列の値まで継続したり、その値で反発したりすることがよくあるのです。

まとめ

今回「節目」について学習していましたが、もちろん、節目を把握したからと言って為替相場で簡単に勝てるようになるかと言えば、そう甘い世界ではございません。

あくまでも、そのような傾向にあるってことです。逆にこの傾向を利用したヘッジファンドなどがダマシの仕掛け、まんまと騙されてしまう可能性もあります。

ただ、今回学習した節目付近は、トレード活発になり相場が大きくことが多いので注意は必要です。

 

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