これから紹介する最短のFX勉強方法は、あくまでもサラリーマンである私の視点からオススメする勉強方法であるため正解ではございません。
前提として、時間やお金に限りのある一般的なサラリーマンをイメージしております。
参考程度に、見ていただければと思います。
初心者向けの本を2、3冊読む
まずは、なんでもいいので簡単そうな初心者向けの本を2、3冊程度で構いませんので、読んでください。
2、3冊読めば、FXの全体像をつかめます。その程度でいいです。意味がわからなくてもいいので流し読みしてください。
逆にやってはいけない勉強方法は下記に記載しますので、やめましょう。
①本を何十冊も読みまくる
もちろん、時間とお金に余裕のある方でしたら読んだ方が良いかと思いますが、私みたいなサラリーマン目線からすると、時間の無駄ですね。
本で細かいトレード手法などを勉強しても勝てません。最終的には、ご自身の環境に合ったトレードスタイルの確立が必要になります。
②セミナーに行きまくる
セミナーに行って勝てるなら、みんな億万長者です。
③FX商材を買いまくる
商材屋さんも儲かっていればトレードすればいいわけですからね。なんで商材を売っているのか考えましょう。
自分に合ったやり方トレードスタイルを決める
ご自身の生活環境に合ったトレードスタイルを決めてください。
サラリーマンの方、主婦の方、学生の方など、それぞれの生活環境によってトレードスタイルは変わるでしょう。むしろ、変わらないとできないと思います。
サラリーマンの方でしたら、ポジションを保有していると仕事中にチャートが気になってしまい仕事に集中できません。
そのため、基本的にはスキャルピングトレードかデイトレードで行い、その日の内に決済しないと難しいと思います。
個人的にはデイトレードがオススメですね。
逆にやってはいけないことは、日によって今日はデイトレード、明日はスイングトレードなど、自分の都合でスタイルをコロコロ変えるのはやめましょう。
コロコロ変えてしまったら、正確なデータが取れないため、今自分がやっていることが正しいのか間違っているのか分析することが無意味になってしまい、いつまでたってもトレーダーとして成長しませんので守りましょう。
自分に合ったトレードする時間帯を決める
ご自身の生活環境に合ったトレードする時間帯を決めてください。
それぞれの市場には特徴があるため、どの時間帯で取引するか重要です。
私みたいなサラリーマンの方は、日中仕事し帰宅後、食事やお風呂などの用事を済ませた後の時間帯になりますので、ニューヨーク市場の時間帯になるかと思います。
でも実はFX場合、夜の時間帯(22:00〜2:00)が一番ボラティリティーがあり
稼ぎやすかったりしますので、サラリーマンの方で忙しく時間のない方でも十分戦えます。
逆にやってはいけないことは、トレードする市場によって特徴が異なりますので、日によってトレードする時間帯を変えるのはやめましょう。
こちらも先ほどと同じ理由でコロコロ変えてしまったら、正確なデータが取れないため、今自分がやっていることが正しいのか間違っているのか分析することが無意味になってしまい、いつまでたってもトレーダーとして成長しません。
とりあえずでいいのでトレード手法を決める
はじめのトレード手法は、誰かのマネでも全く問題ないので、何でもいいので始めちゃいましょう。
理由は、後ほど説明しますが、トレード手法以上に重要なことがありますのでね。
トレード手法を決めるのですが、もしかすると迷ってなかなか決められないのかもしれません。
でも、迷ってても時間の無駄ですので、有名トレーダーさんのマネからでもいいので始めちゃいましょう。
と言うのもトレード手法って、そこまで重要じゃないんですよね。
実際にトレードをやってみると、手法に問題があるのでは無く自分自身に問題があることがほとんどですからね。
ですので、とりあえずはトレード手法にあまり悩まず、何なら移動平均線だけでも十分です。
手法に正解はありませんし、まず100%の手法なんて存在しませんのでね。
参考までに私のトレード手法
①移動平均線等で現在のトレンドが上向きである(買い優勢)
②オーダーブックの逆指値が上の方向に溜まっている(買い優勢)
③ポジション状況でショートポジションの人が捕まっている(買い優勢)
上記3つの条件すべてがそろったらエントリーみたいなルールです。
逆にやってはいけないこと、インジケーターを入れ過ぎは、エントリー判断に迷いがでてしまうため弊害になりますので、やめましょう。
トレードを開始して必ず記録を残し分析を繰り返す
いよいよトレード開始です。下記全体的な流れになります。
①デモトレードではなく実弾でトレード
②結果を記録
③分析、反省を繰り返す
①デモトレードではなく実弾でトレード
私的には、トレードはメンタル面の重要性が高いと思っているため少額からでもいいので、自分のお金でやらないと意味がないと思っております。
②結果を記録
トレードしたら必ず結果を記録しましょう。これを毎日、毎トレード行い何百回と繰り返しデータを記録していきましょう。
トレードの記録例
・どの通貨ペアで取引したか
・注文した時間は何時か
・決済した時間は何時か
・勝ったのか負けたのか
・いくら勝ったのか負けたのか
・ちゃんと手法ルール通りエントリーしたか
・損切りしたか
③分析、反省を繰り返す
集計したトレード記録を元に、分析、反省をしましょう。データを集計をし、どの通貨ペアでどの時間帯が勝率よかったなどを把握し改善していきましょう。
分析、反省の例
・総損益の結果はどうか→勝っていれば問題ないですが、負けていれば改善する
・注文した時間別の勝率→どの時間帯の勝率が良いか、もしくは悪いかを把握する
・平均利益額(勝ちのpips数)→目標利確ラインで決済しているか
・平均損失額(負けのpips数)→損切りラインで決済しているか、損切りラインをずらしていないか
・リスクリワード
・損小利大もしくは損大利小の把握
逆にやってはいけないことは、下記になります。
①自身の実金で行いデモトレードでやらない
デモトレードだとメンタル面の負担がないため、メンタルの重要性がわからずエントリーが適当になる。
②ご自身の身の丈に合う金額でやりハイレバレッジでやらない
自分の手法、ルールが確立するまでは、レバレッジはかけないで少ロットでやりましょう。
③必ず自分で決めた手法ルールは意地でも守る
自分で決めてトレードスタイル、トレードする時間、手法ルールを必ず守ってください。守らないで集計したデータは無意味になってしまいます。
そして最終的には、自分に合う通貨ペアや時間帯、手法ルールなどを見つけだしてください。
あとは、その手法を繰り返しトレードをし、資金を増やしていくだけです。
ただ、トレードに100%はございませんので、今通用している手法ルールが1年後、5年後、10年後に通用するかはわかりません。
ですので、大変ですが常に勉強していく必要があるかと思います。
今回は以上になります。FXの最短での勉強方法を私の視点で解説させて頂きました。ただサラリーマン方など忙しい方向けになりますので、ご了承下さい。