スポンサーリンク
とまとFX研究生
最近、金の価格が高騰してますね。
サラリーマン太郎
金の国内小売価格が初の1万円越えになりましたね。
金価格、史上初の1万円超え…円安・ドル高基調が押し上げ : 読売新聞オンライン https://t.co/HYuGDE5mpR
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) August 29, 2023
とまとFX研究生
でも金が高騰している理由は何なんですか?
サラリーマン太郎
わかりました。本日は、金価格が高騰している理由を解説しましょう。金が高騰している理由は複数ありますが、主な要因は以下の通りです。
金の価格が高騰している主な理由
- 不安定な経済状況
- 通貨の価値の低下
- 中央銀行の金保有量増加
- 投機的な需要
とまとFX研究生
ふむ。ふむ。大枠は上記の4つね。
サラリーマン太郎
では、具体的にみていきましょう。
1. 不安定な経済状況
不確実性が高まる経済状況や政治的な不安定性があると、投資家は金を安全な資産として求める傾向があります。つまり、需要が増えるため金の価格が上がります。
経済不安→投資家は安全な資産として金を買う→金の価格が上がる
2. 通貨の価値の低下
通貨価値の減少やインフレーションの懸念があると、金は通貨の価値を保つ手段として需要が高まります。とくに日本は世界の通貨に比べて円の価値が下落してますよね?
日本で住んでる人は気にしませんが、海外に住んでいる人は円の価値が下がると困るので他の資産に変えたいですよね。そこで安全な資産として金を買うのです。結果、需要と供給のバランスで需要が増えれば金の価格が上がるという流れです。
通貨価値の減少を避けたい→安全な資産として金を買う→金の価格が上がる
3. 中央銀行の金保有量増加
一部の国の中央銀行が金の保有量を増やしているため、需給のバランスが変わり、価格が上昇しています。
中央銀行が金の保有量を増やす→金を買う→金の価格が上がる
4. 投機的な需要
一部の投資家は金を資産の一部として保有し、価格上昇を期待しているため、需給の影響が増えて、結果として金の価格が高騰します。
投資家が金の価格上昇を期待→金を買う→金の価格が上がる
とまとFX研究生
なるほど、ポイントは金は安全な資産であることと、需要と供給のバランスで金の需要が供給を上回って価格が高騰しているのね。
サラリーマン太郎
ただし、価格の上昇を期待して金を買えば儲かると考えるかもしれませんが、金価格は市場の変動に影響されやすいため、状況は常に変化しますのでご注意ください。