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FX取引を行うにあたり、世界最大の経済大国であるアメリカの経済状況を把握しておくことは非常に重要になります。
そこで今回は、景気を判断する重要な経済指標のひとつでもある「PMI(購買担当者景気指数)」についてわかりやすく解説していきたいと思います。
とまとFX研究生
じゃがいもFXさん。本日もよろしくお願いします。
じゃがいもFX
よろしくお願いします。では、本日は「PMI(購買担当者景気指数)」について解説していきたいと思います。
PMI(購買担当者景気指数)の概要
じゃがいもFX
PMI(購買担当者景気指数)とは、製造業やサービス業の購買担当者を調査対象にした、企業の景況感を示す景気指標を言います。
とまとFX研究生
ちなみにPMIは何の略ですか?
じゃがいもFX
PMIは、「Purchasing Manager’s Index」の略ですね。
とまとFX研究生
なぜ購買担当者を対象に調査すると景気指標になるのですか?
じゃがいもFX
製造業の購買担当者は、製品の需要動向や取引先の動向などを見極めて仕入れを行うので、製造業PMIは今後の景気動向を占う「先行指標」とされています。
PMIは、「50」を景況感の分岐点としており、これを下回れば景況感が悪く、これを上回れば景況感が良いとされています。
以下概要になります。
発表機関 | IHS Markit社 |
調査対象 | 購買担当者に、生産や新規受注、受注残、雇用、価格、購買数量などをアンケート調査し、結果に一定のウエートを掛けて指数化したもの |
発表時期 | 毎月上旬 |
発表時間 | <夏時間> 日本時間 <冬時間> |
PMI(購買担当者景気指数)が注目されている理由
とまとFX研究生
さまざま経済指標がある中、なぜPMI(購買担当者景気指数)が重要視されているの?
じゃがいもFX
それは、発表時期が国内総生産(GDP)など他のマクロ経済指標より早いため速報性が高いからです。
とまとFX研究生
なるほど、今後を占う上でとても重要な指標ってことね。
米ドルへの影響は
とまとFX研究生
私の普段取引しているドル円はどうなるのかしら?
じゃがいもFX
短期的には、米国のPMI(購買担当者景気指数)が「50」を上回れば景況感が良いとされ米ドルは買われやすいです。反対に下回れば景況感が悪いとされドルは売られやすくなります。
- 「50」を上回れば景況感が良い→ドル買われやすい
- 「50」を下回れば景況感が悪く→ドル売られやすい
とまとFX研究生
じゃがいもFXさん。本日もありがとうございました。