FXトレードの魅力の1つに「レバレッジをかけれる」ことがあります。国内口座であれば、現時点では、25倍までレバレッジをかけてトレードすることができます。
これは、少ない資金でも大きな取引ができるので魅力的ですよね。でも投資に関する本を読んだりしていると「ハイレバレッジをかけてトレードをするのはやめましょう。」と書かれている本が多いです。
もちろん、ハイレバレッジですから、大きく勝つことができる反面、大きく負けることもあるのです。
損切りラインは必ず設定する
損切りラインを設定することはハイレバレッジトレードに限ったことではありません。ただ、ハイレバレッジトレードをする場合は、負け金額が大きいだけに必ず損切りラインの設定をしてください。
損切りラインを設定せずに、強制ロスカットになってしまっては、取り返しのつかない資金を溶かしてしまい、FXから退場することを余儀なくされます。
- どうせ元の価格に戻るでしょ。
- 損切りしたらもったいない。
- 今回だけは勘弁してー。
- 生活資金がなくなるー。などなど、思っているでしょう。
小さな損失であれば、次からのトレードで、いくらでも補うチャンスはあります。素直に負けを認めて次のトレードに行きましょう。
トレード手法、スタイル、条件などのルールは必ず守る
例えば
- 普段、短期トレード(スキャルピングトレード)なのに、自分の思惑通りに行かないため長期トレード(デイトレード)に変更する。
- 普段、移動平均線をみてトレードしているのに、自分の思惑とは反対方向に価格が進み、それを受け入れられず、ストキャスティクス、や一目均衡表など、他のインジケーターを参考にして、今の価格の方向性を肯定して損切りしない。
などなど、さまざまございますが、ご自身のトレードルールを変えてはいけません。分析が間違っていたら、負けを素直に認めて次のトレードに向かうことが大事です。
さらに言うと、絶対にやってはいけないのは、含み損が増えているから焦ってポジションを増やしたり、ナンピンするといった行動はさらに損失を膨らます危険性がありますのでやめましょう。
余剰資金でやる
例えば
お給料のほとんどをFX投資の資金にあてている場合は、もし、負けてしまったら生活できないですよね。負けられない精神状態になり、損切りできなくなり、自分のトレードルールを破ったりしてしまいます。
投資をするうえで、メンタル面はすごく大事です。お金を稼ぎたい気持ちはわかるのですが生活費を投資にあてているのではメンタルが安定しません。
必ず、余剰資金でやりましょう。もし余剰資金がないのであればお金を貯めてからスタートすることをお勧めします。
まとめ
基本的にはハイレバレッジトレードをすることはお勧めしませんが、どうしてもハイレバレッジトレードをしたいのであれば最低限、今回学習した事項は守ってください。
でも、レバレッジは魅力的ですよね。うまく行けば短期間で一攫千金を掴むことができますからね。
あと、国内口座で行ってくださいね。中には海外口座で数百倍のレバレッジをかけてトレードする海外証券会社もあるかと思いますが、数秒で資金が吹っ飛んでしまう可能性がありますから危険です。まぁその反対で数秒で大金を得ることもできますがね。