皆さんは、投資で成功している人って、どのような人のイメージを持っていますでしょうか?
おそらく、会社員として勤めておらず、トレード専業トレーダーとして一日中、部屋に閉じこもり、パソコンのローソク足チャートを見ているイメージを持つ方が、多いかと思います。
もちろん、それは正解です。FXトレーダーとして一日中時間を取れれば経験を積むことができますので、結果的にトレードが上手になるでしょう。
では、サラリーマンでは、トレードで成功することができないのか?
答えは、ノーです。そんなことはないです。むしろ、サラリーマントレーダーの人の方が有利な点もあります。
サラリーマントレーダーが有利な点について解説していきます!
私は、FXトレードを始めてから3年程になりますが、その間も会社に勤めておりますので、兼業トレーダーになります。
では、今回のテーマであるサラリーマンFXトレーダー最強な理由は、一言で言いますとメンタル面で安定しているからです。
サラリーマンの方は本業を持っていますので、最悪FXトレードで結果がでなかったとしても、会社員のお給料は入ってくるので生活には困らない点で、メンタルが安定しているのです。
えっ?なんだそれ?当たり前だろ!って思うかもしれませんが、これって、すごく大切なことなのです。
FXトレードにおいてメンタル面のコントロールは、かなり重要な要素になります。私もそうでしたが、メンタル面がブレるとチキントレードになり、ルールを破ったりしてしまいますからね。
具体的には、含み益がでている時には、負けを認めたくないという心理から、利益を伸ばさずに早めに利確してしまいますし、逆に含み損を抱えている状況のときには、負けを認めたくないので損切りを先送りしがちです。
専業トレーダーと兼業サラリーマントレーダーとでメンタル面での影響を比較してみましょう!
ここでいう専業トレーダーはFXだけで生計を立てている人を想像してみてください。
専業トレーダーの人は生活がかかっています。もし、FXで勝てなければ生活ができず、ご飯を食べることができません。
そのような精神状態で、例えば10万円の含み損のポジションを持っていたとしましょう。もちろん、10万円という金額が、人によって小さい金額か大きい金額かはそれぞれ違いますが、私のような会社員にとっては10万円は大きいものになります。
ここでは、10万円を大金としましょう。大金でなければ100万円、1000万円と増やして想像してみてください。
含み損を抱えているときにスパッと損切りできるでしょうか?専業トレーダーの人の方が、生活がかかっている分、なかなか損切りに躊躇してしまう可能性が高いでしょう。
兼業トレーダーの方は、会社員もお給料がありますから、割り切って損切りをすることができるでしょう。このちょっとしたメンタルの差が、FXに限らず投資では大切になってきます。
ついでに言いますとFXトレードにおいて重要な要素に、決めたルールは守ることが大切になってきます。
このルールを守る上でメンタル面は影響してくるのです。
せっかく決めたルールを破ってしまったら、その手法などが有効なのか無効なのかの分析ができないですし、統計も取れませんのでトレードスキルが、いつになっても磨くことができません。
まとめ
FXトレードにおいてメンタル面は重要になります。
自身でメンタルコントロールをできる人は問題ないかと思います。でも人間である以上メンタル面のコントロールは、そう簡単にはできないかと私は考えています。
そのため、やっぱり専業トレーダーの方よりもサラリーマンである兼業トレーダーの人の方が、負けても大丈夫という精神面での安心感がございますので、気持ち的に強いですし、最強かと私個人的には思っております。
もちろん、今回は一例ですので、専業トレーダーの人で、仮に何億と資金を保有していてメンタル面に全く影響を及ぼさない程度の資金で、トレードしている方でしたら、今回の内容は、全く問題ないのかもしれませんがね。
今回は、サラリーマンの方は、FXトレードを行うにあたり、気持ちにゆとりがあり有利という点について解説してきました。
FXトレードを行っている方の中には、将来的には専業トレーダーとして暮らして行きたいと思っている方も多いはずです。私もその一人です。
でも、どの業界や分野においても同じですが、リスク分散でいろいろなスキルを持っていた方が圧倒的に有利です。
今回の例で言うとサラリーマン+FXトレードになりますが、一つの分野だけではなく複数の収入を持っていると強いです。
極端な話、今働いている会社が5年後、10年後に存在していないかもしれませんし、また、ないかと思いますがFXトレード取引が禁止になる可能性もゼロではありませんのでね。
そのような意味合いでも、サラリーマン兼業FXトレーダーは最強ですね。
では、最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも皆さんの参考になれば幸いでござます。