FXで資金を増やすために、必要なことは何でしょうか?
おそらく、ほとんどの方が手法が一番重要と考えてしまうでしょう。でも実は手法って、そんなに重要じゃないんですよね。
手法よりも資金管理やメンタル面の方が、かなり重要なんですよ。
さらに言うと、メンタル面は資金管理でコントロールできるため、結論、資金管理が1番かと思います。
そこで、今回はFXにおいて、1番重要である資金管理について解説します。
間違ったFXの資金管理
まずは、間違ったFXの資金管理とは何か?
みなさん、もし下記の事例に心当たりがある場合は今すぐやめましょう。
①ハイレバレッジでトレードしている
②常にエントリーしていないと、つまらい
③常にハラハラ、ドキドキしている
みなさん、はどうでしょうか?なぜ間違ったFXの資金管理をしてしまうのでしょうか?
答えは、早くお金を稼ぎたいという心理が働いているからです。
つまり、早くお金を稼ぎたいがために、取引額を大きくし、ハイレバレッジでトレードをした結果、自分のメンタル面が不安定になり、ハラハラ、ドキドキして、手法やルールを無視し、感情的なトレードをしてしまい取り返しのつかない資金を溶かしてしまうのです。
では、上記の対応策をご紹介します。
具体的なFXの資金管理方法
①投資は余剰資金でやる
もし自身の全財産をFXに注ぎ込んでしまったら、メンタル面に影響します。
その結果、手法やルールを無視した感情的なトレードになってしまい最終的には破産します。
ちなみに、余剰資金はいくら程かと言うと、仮に口座の全資金を失っても生活に支障のない金額です。
それぞれ、ご自身に合った金額で行いましょう。
②損切りルールを決める
よく投資の世界で言われる資金管理方法として損切り2%ルールがあります。
損切り2%ルールとは、自身の投資額の2%の含み損がでたら、強制的に損切りし損失を限定することです。
仮に100万円の投資資金がある場合に、1回あたりの損失額は2万円(100万円×2%)になります。
③ポジションサイズを管理する
このポジションサイズ管理は、損切り2%ルールと連動しています。
例えば、先程の例と同様に投資資金が100万円だった場合に、損切り2%ルールを適用すれば、2万円の損失許容額になります。
2万円÷1ロット(10,000通貨)=2円(200pips)
1ロットでエントリーした場合、損失方向に2円動いたら損切りになります。
2万円÷10ロット(100,000通貨)=0.2円(20pips)
10ロットでエントリーした場合、損切方向に0.2円動いたら損切りになります。
つまり、ロット数を多くすると、すぐに損切りにかかり、損切り貧乏になります。
ご自身の手法で、利益確定ラインまたは、損切り設定ラインを把握し、そこのラインまで何pipsあるのかを計算して、ご自身に合ったロット数を決めましょう。
まとめ
資金管理を徹底すれば、間違いなく勝てます。まずは、ご自身に合った資金管理方法を決めてください。
手法は、その後の問題です。100%勝てる手法はありません。私個人の考えとしましてはルール通りにトレードすれば、何の手法、インジケーターを使ってもいいと思っております。
逆に手法においては、ルール通りに必ずやることだけがポイントです。ルールを守れない原因は、間違った資金管理によるメンタル面の崩壊です。
もう一度いいますが
①資金管理 ②メンタル面 ③手法の順番です。
みなさんも資金管理を徹底して、億トレーダーを目指しましょう。