投資をするうえでメンタル面は、トレードに影響し、とても重要な要素になります。
FXで勝てない人の多くはメンタル面がほとんどだったりします。
そこで、今回はメンタル面の論点でよく出てくるプロスペクト理論について解説します。
プロスペクト理論とは
簡単に言うとトレードしているときに自分のポジションに利益がでているときは、早く利益を確保したいという気持ちになり、損失ができているときは、損失を認めたくないという気持ちになってしまう人間心理のことです。
つまり、プロスペクト理論の人間心理によって早く利確してしまうため、利益を伸ばすことができない。損切りを先延ばししてしまい、大きな損失を被ってしまう。
よくコツコツドカーンと言われている損大利小ってものですね。
でも、人間ですからある程度は仕方ないことだと思います。プロの投資家の人でも裁量トレードする場合は、プロスペクト理論を完璧に排除することは難しいことだと思います。
プロスペクト理論と付き合っていく方法
①トレードする前に利確ライン、損切りラインを決めて、ルールを守る。
このルールを守るっていうのが、なかなか難しいのですが、エントリーして指値と逆指値を入れたら、あとはチャートを見ないってこともおすすめします。
どうしてもチャートを見ていると、特に利益がでているときは気になってしょうがないと思いますので、チャートを見ないのはおすすめです。
②メンタルに影響しないロット数でトレードする。
プロスペクト理論は、そのトレードによる損益が自分の資金力に影響をもたらす場合に、影響をもたらす心理だと思います。
③AIやシステムトレードを使う
AIやシステムを組んでトレードを行えば、システムルール通りにトレードをしてくれるためプロスペクト理論という概念はなくなると思います。
ただし、一般の投資家がAIシステム環境を構築することは困難だと思いますし、システムトレードの商材などもありますが、勝てる商材があれば、みなさん億万長者ですし、私も買いたいぐらいです。
まとめ
プロスペクト理論は、人間ですから100%排除することは難しいですが、それを意識してトレードするだけでも、だいぶ結果が違ってくるかと思いますので、みなさんもプロスペクト理論を、受け入れたうえでFXを行いましょう。