FXの基礎知識

GPIFとは|世界最大の機関投資家は日本にいる。

GPI F

皆さん、世界最大の機関投資家が日本に存在することはご存知でしょうか?

まぁFXをやっている方であれば、常識なのかと思いますが、世界最大の機関投資家は日本のGPIF(Government Pension Investment Fund)です。

日本語で言うと年金積立金管理運用独立行政法人です。

よく5頭のクジラと呼ばれる大きな機関投資家が存在しますが、そのうちのかなり大きな1頭にです。

①GPIF ②日銀 ③共済基金 ④かんぽ生命 ⑤ゆうちょ銀行

2020年4月のポートフォリオは

国内債券:25%

国内株式:25%

外国債券:25%

外国株式:25%

https://www.gpif.go.jp/gpif/portfolio.html

GPIFの動きがFXにどのようにして関係してくるのか?

GPIFの原資は、わたくしたち日本国民の年金積立金である円(JPY)ですね。

GPIFが外国債券や外国株式を新規に購入する際は、円を売って、ドルを買いますよね。

つまり、ドル円が上昇します。

GPIFの動きをどのようにして対応すれば良いのか?

GPIFは原資が年金ということもあり、ポートフォリオを組み「長期安定運用」を第一にしているため積極的な運用をせず、頻繁にポートフォリオを組み替えたりもしません。

※会計年度初め(4月)には、国内、外国の投資比率を見直したり、金融機関を通じた新規投資に乗り出したりしますから、若干注意が必要です。

また、プロの為替ディーラーレベルになると、チャート分析によってGPIFの仕掛けの判断がつく方もいるそうですが、基本的には個人投資家にはわからないと思います。

クリックしていただけるとブログ更新の励みになります