FX経験のある方なら、誰にでもメンタル面で悩んだりした経験のある方が大半かと思います。私も実際そうでした。
これは、お金を賭けているのですから、当たり前のことなのかもしれません。
でも、FXトレードにおいてメンタル面は超重要です。メンタル面をコントロールできないと、良い手法を持っていても無意味になってしまいます。
しっかり、メンタル面をコントロールしないと、みなさんの大切な資産を吹っ飛ばしてしまい、FXの世界から退場という結末になってしまいますので、そうならないためにも、今回は重要なメンタル面について勉強していきましょう。
メンタル面が重要な理由
FXトレードにおいて重要な要素として、資金管理、メンタル面、手法の3つがよくあげられます。
でも、この3つの重要度は、横並びではなく、手法よりも資金管理、メンタル面の方がより重要になります。
では、その理由を1から解説していきます。
まず、FXをやるうえで一番はじめに手法を考えると思います。手法の内容は、人それぞれですので割愛しますが、手法で大切なことは、ルールを守ること、これにつきます。
これは、毎回手法やルールが異なると、その手法が正しいのか、間違っているのかのデータを取れなくなり、トレードの分析や反省点を把握できないため、いつになってもトレードが上達しないからです。
この手法のルールを守るうえで、メンタル面が影響してくるのです。
また、メンタル面をコントロールするために資金管理が重要になるのです。
極論を言いますと、FXを行ううえで、メンタル面を排除し、心が無の状態が最強です。
メンタル面の重要性を理解していただけたかと思いますが、人間である以上メンタル面を0にすることは不可能かと思います。
でも、メンタル面が不安定だとトレードに影響しますので、メンタル面との向き合い方、コントロール方法を学習していきましょう。
現在のメンタル面のチェック
まずは、みなさんの日常のトレードで以下の経験はないでしょうか?
①エントリーしポジションを持った瞬間、ハラハラ、ドキドキする
②ポジションを持ってないと、つまらい
③1日で、一回もトレードしない日はない
④含み益がでていると、早く利益確定したくなる
⑤含み損を抱えているとき、イライラもしくは気分が悪くなる
⑥損切りできない
⑦負けた後に、負け分を取り返そうとハイレバレッジで取引してしまう
⑧負けた後に、負け分を取り返そうと、普段やらない通貨に手を出してしまう
⑨負けた後に、負け分を取り返すまで、その日は取引やめられない
⑩自分のルールを都合のいいように理由をつけ、破ってしまう
どうでしょうか?みなさんは何個当てはまったでしょうか?
1個でも当てはまった場合には注意が必要です。メンタル面をコントロールして、改善していきましょう。
メンタル面のコントロール方法
では、メンタル面のコントロール方法を具体的に見ていきましょう。
資金管理を徹底する
資金管理を徹底することが、メンタル面をコントロールするうえで一番簡単で、手っ取り早いと思います。
①自己資金の何%の金額でトレードをするのか
②FXで使う金額全てを溶かしても、生活に支障はないか
③どれぐらいのロット数でトレードできるか
④どれぐらいのロット数なら、ハラハラ、ドキドキしないか
⑤レバレッジは適正か
などなど、資金管理の方法は様々かと思います。
正直、100億円ぐらい持っていれば、1ロットの損益なんてどうでもいいので感情を無にできますけどね。でも、それぐらいの心理状態の感覚でトレードできれば最強なんです。
でも、そんな大金持っている人はいないですし、それぐらいの大金を持っている人はFXをやっていないと思います。
普通の会社員の方であれば、一般的にFXにあてられる金額は、せいぜい数百万円ではないでしょうか?
数十万円、数百万円の資金でトレードする方は、感情を0%にすることは難しいと思います。
そこで、私を含めた一般の方のための、いろいろな対応策を見ていきましょう。
FXで勝つなら資金管理を参考にしてください。
エントリー前に決済時の損益を把握する
まず、メンタルコントロールの前に、ご自身のトレード手法ルールを決めることは、必ず行ってください。
トレード手法は、誰かのマネでも何でもいいので、ルールは必ず決めてください。
トレード手法ルールを決めている方は、以下のことを必ずトレード前に把握してください。
①損切りライン
②利確ライン
その他にも多々ございますが、上記の2つだけ把握するだけでメンタル的に全然違います。要するに、エントリー前から勝ったらいくら利益がでるのか、負けたらいくら損失がでるのかを把握することでメンタルコントロールします。
このときの損失額をみて、この額負けてしまうと厳しいようでしたら、再度エントリーポイントを見直すなどの修正が必要になってきます。
以上、メンタル面の重要性について書かせていただきましたが、みなさんもできる限り、感情を無にしてトレードしてください。間違っても感情的なトレードをしないように心がけましょう。